営業アウトソーシング事業を展開する株式会社エグゼクティブ(本社:東京都中央区、代表:内山隆、以下:当社)は、会社のあり方や仕事をする上での“当たり前”を前提から変え、社員間のコミュニケーションを、「会える」から「会えない」ことを前提とした、働き方改革に取り組むことにしました。
営業会議や教育、相談事など、対面で行っているあらゆるコミュニケーションを、Slack(スラック:ビジネスチャットアプリ)、ZOOM(ズーム:ビデオ会議ソフト)等のオンライン上に移行し、働く場所に左右されない円滑なコミュニケーションを図れるようにしています。
介護・子育て・病気・外国人・高齢者・地球の裏側に住んでいる人など、様々な事情を抱えた「働きたいけど、働きにくい全ての人が、安心して安定して働けるように」という理念の元に、今期より進めている働き方改革のベースとなる取り組みです。
・意思決定コミュニケーションをオンライン化し、本社、支社、在宅勤務の全ての社員がリアルタイムでやり取りを行なうことができる
・企業方針やノウハウ・教育関連の企業の資産を映像化し、全社員に共有
・社員コミュニティの充実化のため、ビジネスチャットアプリ:Slack(スラック)、ビデオ会議ソフト:ZOOM(ズーム)の活用範囲を拡大
当社では以前より、介護・病気・子育て・妊娠出産‥など、社員の生活環境が突然変化しても、安定した働き方ができるよう取り組んでおり、その中で、事情によってはオフィスに来て仕事ができないというケースもあります。
そこで、今期は『能力があり働きたいけど、事情があって働きにくい人の為に、安定して働ける場を提供する』を理念とした働き方改革を進めるため、会社の体制を「社員に会える」から「会えない」ことを前提をとした考え方に変更し、あらゆるコミュニケーションをオンライン上で行なうことにしました。
これにより、「会社にいなくても、まるでそばにいるかのよう」な円滑なコミュニケーションコミュニケーションが取れるようになり、仕事場所によって発生していた情報の断絶がなくなりました。
「社員に会える」というこれまでの“当たり前”を変えることで、働く場所が会社以外でも、『おはよう』の声が社員全員に届くようになり、距離を超えた繋がりが作られています。
離れていても物事の意思決定がスムーズに行えるようになったことで、取り組みがスタートした2019年5月以降は、各コミュニティにおいて社員の発言がこれまで以上に活発になりました。 コミュニティ内の会話には社長も参加しているため、社員の「こんな福利厚生があったら嬉しいな」という会話から、すぐに具体的な検討、採用に繋がるなど、「一緒に会社を良くしていく」という意識にも効果が出ています。
在宅勤務時は、仲間と直接顔を合わせないため、『雑談』というコミュニケーションや、社内で起きていることをリアルタイムで知る機会がなくなります。
在宅勤務をした社員から「仕事に集中できた」と同時に「ちょっと寂しい」という声も上がりました。
オンライン上に『ちょっとした雑談』ができる場所があることで、勤務地が離れていても『孤独感』から開放されることもあり、これは、今期の新たな働き方改革を展開していく上で重要なポイントとなります。
業務連絡以外のコミュニティが充実したことで、会社全体のコミュニケーションが活性化し、在宅勤務時に発生する『孤独感』の解消に大きな役割を果たしています。
・企業方針やノウハウ・教育関連の企業の資産を映像化し、共有
・Slack(スラック)、ZOOM(ズーム)のツールを活用
・「会社改良アイデア」「おはよ-お疲れさま」など、雑談もできる業務以外のコミュニケーションチャンネルを増設し、社員間の繋がりを強化
・クライアント会議や社内ミーティングなど対面で行なっていたものをWEB会議に移行し、これまで参加できなかった社員の参加を可能にする
また、教育面ではノウハウなどを映像化しオンラインで発信することで、個人の知識(資産)を全員に共有できるだけでなく、記録・蓄積することができるようになりました。
必要な情報を必要な時に活用することができるため、個々のスキルアップに繋がる効果があります。
「働きたいけど、働きにくい人が、安心して働けるように。」
介護でも、病気でも、子育てでも、高齢でも、外国人でも、地球の裏側に住んでいても、やりがいのある仕事ができ、評価され、安定した勤務ができる仕事を作ること。