(代表取締役 内山隆 インタビュー)
Q. エグゼクティブのサービス「X-Tools」はどのようにして生まれたのですか?
当社は今、営業アウトソーシングという法人向けの営業活動を丸ごと請け負うというビジネスをやっています。
それを17年間やっております。
必ずお客さんから言われるのが、
「なるべくニーズがある会社に行きたい」とか、「なるべくキーパーソンに会いたい」ということです。
それで開発されたのが、「X-Tools」というサービスです。
なんにしても今「人手不足」の影響があって、営業部は人が減らされたりしている。でもやるべきことは沢山ある。
効率化しなければならないし、先ほど言ったようになるべくニーズがあるところに行きたい。
当たり前のことです。
Q. 「X-Tools」によって営業がどのように効率化されるのですか?
「X-Tools」というのは簡単に言うとどういうサービスなのかというと、どういう技術かというと、
各社ホームページ持っているじゃないですか。そうすると日々そこのホームページを訪れている企業がいますね。
それは「1.既存顧客」もあるし、もしくは「2.その会社の競合」もあるだろうし、「3.興味がある会社」もある。
もし、この「3.興味がある会社」だけが分かって、そこにアプローチできるとしたら営業ってだいぶ効率的に
なるじゃないですか。
でも、どういう技術を使っているかというと、ホームページを見に来るということはIPアドレスが残る、
IPアドレスと企業名というのは紐付いているので、IPアドレスから逆引きして企業名を判明させる。
これはそんなにすごい技術じゃないというか、古めかしい技術なんです。
でも今までどの企業が見ていたかというのが分かっても会社名しか分からないわけだから、
どうすればいいのか?と。
我々は、今17年営業のアウトソーシングというサービスをやっていて、営業部隊があります。
だから、あ、この会社が興味を持っているってことが分かったら、「電話かけて、アプローチして」ってことさえ
指示をもらったら、営業部隊が待っていて、すぐさま電話を架けられる、営業を掛けられる体制がある。
それが一番クライアント様にうけています。
Q. X-Toolsの開発で大変だったのはどんなところですか?
何が大変かというと、色んな会社が見に来ているので、それを振り分けなければいけないし、
一個一個、勝手にアプローチするわけにはいかないわけだから、お客さんに指示を出してもらわなきゃ
いけないんです。
だから、ホームページにきている会社を明らかにして、お客さんにまず見せて、指示をもらって営業部隊が架ける。
この一連の流れの仕組みがすごく難しかったです。
Q. 特許取得について教えてください。
でも結果として、これを特許申請して、我々特許を持っているんだけれども、
IPアドレスから企業名を逆引きする、そしてお客さんが本来攻めたかった会社というのとマッチさせて、
どこに今攻めるべきかというのが分かるものということ。結果としてはこれが特許となりました。
クラアント様にもとても喜んでもらっていると思います。