始業時間を自由にするとどうなる?

2024年01月19日

こんにちは。
法人営業専門の営業アウトソーシング事業を展開する
株式会社エグゼクティブ、代表取締役の内山です。

今回は、「始業時間を自由にするとどうなるか?」の話をしていきます。

2024年1月28日で、創業22周年を迎えるエグゼクティブ。
今日に至るまでに、嬉しいことや失敗したこと、葛藤や喜び‥様々な出来事がありました。50歳を迎え、第二の人生がスタートした自分のこれまでの軌跡を振り返りながら、1つずつカタチにしていきます。

ミッションに忠実に。
ビジョンに誠実に。
誰もやらなそうなことに挑戦もする。
そんな僕たちの歩みです。最後までお付き合いください。

暗黙のルール、必要ないなら変えればいい

「始業時間を自由にするとどうなるか?」
こんな実験をやってみました。
さーてどうなったのか?
管理できなくてカオスに?それとも???

会社って普通は始業時間が決まっていますよね。
もちろん、それはそれでOKなんです。
当社だって当然9時開始と決まっていました。

ところがですね、10年ぐらい前にすっごく優秀な営業担当が入社してきたんです。当時、ある食材を小売店に卸売するという営業を請負っていたんですが、彼女に任せたところ、めっちゃ売ってくるんです。
「どうやってるの?」と聞いたら、
「えっ?普通に食材を保冷カバンに入れて、アポ先と試食会をしたり、陳列の方法を一緒に考えたりとか、まぁ普通ですよ」と。
そもそもド新規の開拓なので、代表電話に電話して、仕入れの責任者をつかまえて、アポを獲って、当日試食会まで行って、その場で条件決めて売ってくる・・・。
なかなかのツワモノです。
ただですね、その営業担当は子育て中だったので、保育園等の事情で、朝9時出社はちょっと辛いってことだったんです。

そこで、当人と話し合った結果
「じゃ、あなたは10時出社でOK」ってことにしました。

小さなきっかけと大きな変化。

でっ!自分の中に疑問が湧いてきたんです。
「朝9時に出社しなければいけない理由はなんだっけ?」と。

僕らは、営業アウトソーシングの会社。
良い商品をその企業に代わって売るのが仕事なので、その食材の会社はめちゃ喜んでいる。
僕たちはクライアントを喜ばせるのが仕事であって、
朝9時に来ることが仕事はでは、ない。


そこから、今回の実験を思いつきました。
『始業時間を自由にするとどうなるか?』

結果、、組織としてはとっても混乱しました。笑

誰が何時に来るかは決まっているけど、一人ひとりの始業時間を覚えていないので、朝9時にいなくても、まだ来てないのか休みなんだかわからない。 だから、その人宛てに電話がかかってきても、応対がしどろもどろ。
もちろん、朝9時からの朝礼なんてできない。
給与はどうする?
勤怠管理はどうする?

いやー、世の中の叡智はスゴイです。
やはり同じ時間に出勤するって、とても意味があったんですね!!

そうは言っても、出勤時間を自由に決められるという制度を作ってしまったものは仕方がない。
その上、ご丁寧に毎月出勤時間を変更して良いってことにしてしまった。
だって事情は変わるだろうから。
制度を作った当初は社内に混乱があったものの、朝の時間に何か事情があって9時に来れない人にとっては便利な取り組みになったはず。

妊娠、妊活、出産、育児、介護、病気、遠方に住んでいる‥様々な事情があるけれど、大好きな営業の仕事をしたい!という人が活躍できる場所を作ることもできた。

ただ、管理はめちゃくちゃ大変になるのでご注意を。

🌟エグゼクティブのミッション
『良いモノが売れる世界に。』
「当社の優れた製品やサービスをもっと多くの企業に届けたい!」とお考えの企業様の営業部門として、 国内外のクライアント企業の営業活動を、全力で支援しています。

🌟エグゼクティブHP

🌟エグゼクティブのいまを伝える。「EXEMEDIA」

#タグで記事を検索する

ページ
TOP