株式会社エグゼクティブのオウンドメディア

代表者

創業時、信用も実績もないのにサービスが売れまくったとある実験の話。

2024年01月10日

こんにちは。
代表取締役の内山です。

2024年1月28日、エグゼクティブは22年を迎えます。
ここに至るまでに、嬉しいことや失敗したこと、葛藤や喜び‥様々な出来事がありました。
50歳を迎え、第二の人生をスタートした自分自身、
そして会社のこれまでの軌跡を、１つずつカタチにしていこうと思います。

昨年開設したyoutubeチャンネルでも、
当時のことを振り返りながら解説しているので、
こちらも併せて見てみてください！

信用ゼロ実績ゼロ。とある実験でサービスが売れまくった話

創業したばかりで、信用も実績もないのにサービスが売れまくった時の話。ある実験をしてみたんです。笑
営業代行サービスなんて、今でこそどの企業でも使ってますけど、当時は認知度ゼロでした。

その上、僕はまだ20代。
実績もなし。
売りにくいのなんのって。
商談先でだいたい言われることと言えば
「確かに興味深いけど、結果がどうなるかわからないし、稟議が通しにくいんだよね～。」のような事。
認知度ゼロで、結果も見えないサービスにお金を払う企業がないのは当たり前。
おっしゃる通り。笑
そこでね、ちょっとバカバカしい実験を思いついんたんです。

実績がないのは仕方がない、僕が２０代なのも変えようがない。
だとしたら、結果が見えるようにすれば良い。
でも、どうやって？
そこで『無条件返金制度』っていうのを開始したんです。
世の中一般にも返金制度はありますが、色々と条件がありますよね？
でも一切の条件なし。
法人と法人の取引では、ほとんどない事だと思います。
「返金して」と言ってさえくれればお金を返すわけですから。
周りからは反対されたり、怒られたり、散々でした。笑

さて、
どんな実験だったかと言うと、「無条件返金制度」を打ち出す事によって、暗に「結果を出しますよ」と言うことで、「結果がどうなるかわからない」を覆すことができるのか？という実験です。
もうリスクを考えたらキリがない実験。
結果が出ずにお金を返金するリスク。
結果がでたとしても返金リスクは残る。

あー、ばかばかしい実験。
で、どうなったと思いますか？
そうです、その実験が成功したから、今、当社が存続しているんです。
「結果がどうなるかわからない」を覆すことができた。
そして、次々と売れていったのです。

この実験は約２年ほど実施していたんですが、クライアントから「返金して」という言葉は結局一度もありませんでした。
今思えば、この無謀な取り組みがなかったら、
株式会社エグゼクティブが20年以上続くことも、当社を支えているメインサービスも存在していませんでした。

創業間もない方に、この取り組みをお勧めするかと聞かれたら、
正直答えはNOですが、でも、自分がこれだ！と信じたことは、どんなに周りに反対をされても、自分の責任として覚悟を決めて貫き通すことも大事なことだと思うんです。