フルリモートワークで、日常に余白が生まれ、家族のことをもっと尊重するように。
Webデザイナー兼広報のどいです。
今回は、私のフルリモートワークと、家族の在り方についての話をしたいと思います。
「ちょっと待ってね」「あとでね」が口癖だった、
出社時代。
私の家族は、夫と子供2人(小5男子、小2女子)です。
エグゼクティブには1人目が1歳を過ぎてから入社し、その後産育休を取得して2人目が0歳5ヶ月のときに仕事復帰をしました。
時短で働かせてもらっていましたが、生活の中に余白を見つけることができず、必死に仕事と育児をやっていたと思います。
しかも復帰半年ぐらいは寝不足で、常に頭はボーッとした状態で動いていました。
職場から急いで保育園にお迎えに行き、時には買い物をして、バタバタと食事を作らなきゃいけないため、帰ってから子どもたちの話をゆっくり聞く余裕がなく、「保育園でこんな絵を描いたよ〜!」と見せてくれても、「ちょっと待ってね」「後でね」と何度も言っていました。
夜も、絵本の読み聞かせの前に自分の方が疲れて先に寝てしまったり…。
そんな態度でも「お母さん大好き〜!」と言ってくれる子供たち…(涙)
休みの日はゆっくり向き合える時間なので、とっても待ち遠しかったです。
仕事と家庭をうまく両立できず、反省と葛藤の日々。
子どもたちの寝顔を見ながら、子どもときちんと向き合えていないことに涙したり、大切な成長時期を見逃しているんじゃないかな…こんな小さい頃から仕事をするのは間違っていたかな…いやいや仕事をしないと自分自身が保てない…と葛藤する日々。
今思えば、仕事と家庭を上手く両立できておらず、精神的にも一杯一杯でした。
子育てや、一人一人の状況に合わせて勤務できるよう配慮してくれる会社と、大丈夫?と心配してくれる同僚、手厚いフォローをしてくれる保育園、一緒に息抜きできるママ友のおかげで、なんとか乗り越えられた気がします。
3年前から永続的なフルリモートワークに。
ありがたいことに、エグゼクティブはコロナ禍になる前から、リモートワークができるよう準備を進めていて、2020年7月からは永続的なフルリモートワークになりました。
同時期に夫もリモートワークになり、そこからは随分生活が楽になりました。
保育園の送りは夫が担当するようになったので、朝、夜ご飯の下ごしらえや、洗濯機を回したり、空いた時間で自分の時間も持てるほどに。
下の子が小学生に上がって学校に慣れたタイミングで、時短からフルタイムに変換することもできました。
仕事も家庭もどちらも諦めなくていい環境に、とても感謝しています。
子どもが産まれたところからやり直したい気分です(笑)。
玄関先で
「いってらっしゃい」と「お帰りなさい」が言える。
下の子が小学生に上がってからは、保育園の送迎がなくなったので、さらに楽になりました。
学校に行くときには玄関先で「いってらっしゃい」と言い、帰ってくる時は、家の鍵を持たせているにも関わらず、ピンポンを押してくるので「お帰り〜」と出迎えるのが習慣になっています。
帰ってきて「給食何だった?」「忘れた!」「え?」という何気ない会話も、仕事の合間の安らぎの時間です。
習い事や公園に遊びに行くときも、「今日は5時から〇〇だよね?」「じゃあ4時30分に帰ってくるね!」と声を掛け合えるので、安心して送り出すことができます。
「お母さんのご飯が一番美味しい!」
と言ってくれるように。
下の子は、保育園時代は食べ物の好き嫌いが多く、イヤイヤ期も激しかったので、毎食、ご飯を食べ終わるまでに随分時間がかかってしまい、常にイライラしている自分がいました。
リモートワークになってからは、時間に余裕ができたことで、手の込んだ料理ができるようになり、そのおかげか、成長からか、子どもが「お母さんのご飯が一番美味しい!」と喜んでくれるようになって、とても嬉しかったです。
一緒に料理をする時間も増え、朝ごはんを担当してくれたりもします。
最近は「美味しい!」という言葉を引き出すことが、料理へのモチベーションになっている気もします(笑)
小さい頃に、食べやすい工夫をもっとしてあげられたら良かったな〜と思うこともありますが、子どもが大きくなって家を出るまでのご飯で挽回したいです。
趣味を共有できる時間が増え、
家族のことをもっと尊重するように。
リモートワークになってから、もう一つ嬉しいことがあり、時間に余裕ができたことで、家族の趣味を共有する時間が増えたことです。
ゲーム、プログラミング、楽器、お絵描き…お互いの趣味を共有することで、世界が拡がっていると嬉しいなと思います。
そして、趣味を通じて「そんなモノの見方や考え方するんだ〜!」「そんなこともできるの?」と新たな発見があったり、成長を感じたり、家族のことを認め合ったり、尊敬する気持ちが生まれている気がします。
フルリモートワークになって、家族と過ごす時間がより大切に感じるようになった。
家で家族と一緒にいる時間が増えたことで、誰かが欠けると、少し寂しい気持ちになります。
最近は夫が週2日出社になってしまい、「今日はお父さんいないのか〜」と残念そうな様子が見られるので、なるべく一緒にご飯は食べられるようにしています。
去年の夏休みには九州の実家に帰ってワーケーションをしたので、今度は義実家のある北海道を旅しながらワーケーションをやってみたいな〜と思っています。
子どもたちの思春期が来るまで心と胃袋をがっちり掴んでおきたいです。
リモートワークのおかげで、日常に余白が生まれ、家族と過ごす時間が増え、心も人生も豊かになっていることを実感する日々です。
*フルリモートワークの環境に感謝*
*ワーケーション制度を活用したときの記事
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